4K超解像度&HDR対応のメガネ型のVRグラスを開発!CES2020で参考展示

パナソニックは、液晶が4K超の解像度でHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した高性能なメガネ型VRグラスを開発したと発表した。

開発したメガネ型のVRグラスは、米・Kopinとパナソニックとの共同開発。従来のゴーグル式のVRゴーグルと比べると小型・軽量で、メガネのように装着して利用できる。ハードの性能が高く、4Kを超える解像度でHDRに対応させたほか、音声機能なども重視されている。カラーは全4色を予定している。

液晶Kopinの技術を活かした高解像度のマイクロ有機ELパネルを搭載。新開発の光学モジュールで、歪みを抑えた自然な映像を単焦点での表示を実現した。搭載するイヤホンは、グループ企業のテクニクス独自開発の磁性流体を用いたダイナミック型ドライバーを搭載し、振動板の正確なストロークによる超低ひずみを実現した。

映像の再生中などに画素境界が網目のように見える「スクリーンドア効果」の発生を低減する技術を搭載。自然で滑らかな映像になるように努めた。なお、1月7日~10日まで米ネバダ州ラスベガスにて開催される大型展示会「CES2020」のパナソニックブースにてVRグラスを参考出展する。