SB C&SがMRデバイス「HoloLens 2」の取り扱いを開始。価格は38万8000円

SB C&Sは、マイクロソフトが新たに開発した法人向けMixed Reality対応ゴーグル「HoloLens 2」の取り扱いを開始した。価格は38万3800円(税抜き)。併せて、自作した3D CADデータをHoloLens 2で表示可能にする「mixpace」システムを提供する。

HoloLens 2は、Mixed Reality(MR=複合現実)を体験可能にするデバイスの第2世代モデル。前モデルのHoloLensからの改善として、視野角の向上、表示した3Dモデルの操作性向上、UIの改善、デバイスの重量バランス、グラス部分のフリップアップなどを図った。OSはWindows 10を搭載し、PCなどの外部機器を必要とせず、スタンドアローンで使用できる。画像(ホログラム)を拡大、縮小、回転、移動する機能などを備える。

mixpaceは、SB C&Sとホロラボが共同開発。3D CADやBIMなどで作成したモデリングデータを変換してHoloLens 2で表示できるようにする。変換・管理・表示機能をワンストップで提供する機能を備える。前モデルのHoloLensでは利用できない。

なお、Mixed Realityとは、3Dグラフィックの映像やホログラムを現実世界に重ね合わせて表示し、目の前に実物があるかのように見たり、動かしたりできる技術の総称。