日本HPは、VRゴーグルの新モデル「HP Reverb G2 VR Headset」を11月上旬に販売開始する。発表当初の9月発売から2カ月伸びた格好だ。PCと接続するタイプのVRゴーグルで、液晶の解像度が4K画質、トラッキングが外部センサーなしで6DoFに対応するなど隙がないスペック。直販価格は5万9800円(税抜き)。
VRヘットセット「Reverb」の後継モデル。VRプラットフォームは前モデルから継承された「Windows Mixed Rality」のほかに、「SteamVR」が追加されたことが特徴。これにより利用できるゲームやアプリのバリエーションが増えている。
SteamVRを提供するVlaveと共同開発した液晶ディスプレイは、片目2160×2160ピクセル(両目で4K解像度に相当)と視野角が114度という点は前モデルと同等であるものの、明るさとコントラストの幅を拡張し、より画質の鮮明さが増した。VR空間上に表示された文字などが読みやすくなったという。
そのほか、瞳孔間距離をツマミを手で動かすことで60mm~68mmの間で調整できるようになったのも新モデルの特徴だ。ヘッドセットに4つのカメラを内蔵させる、2つ内蔵であった前モデルよりもコントローラーのトラッキング制度を2倍に向上させた。

